執着と固執はやりたいことを見失う
ちなみに何かに執着するということや固執するということは、本質ではなく表面的な「形」や「現象」に働くものです。
人に喜んでもらう対価としてお金をもらっていたものがいつの間にかお金を稼ぐことが目的になり、しいては○○株式会社という看板を存続させることが目的になることです。
在り方や本質ではなく表面的で知覚できるものに目的が奪われてしまうことです。
これが執着や固執と言います。
例えば現代では超有名企業が分割され中国などの外国に売り渡されていますが、会社名はそのままです。そもそもの企業理念すら忘れられ、利益第一主義で売り渡されている状態で株主も外国人、利益も外国に吸われている状態で日本企業と言えるのか?という問題と同じです。
私は一生続けていきたいことがあるなら、趣味のような感覚であり、いつでも辞めれる覚悟がないと無理とよく言っています。
ある会社やコミュニティにような組織でも、いつの間にか本来の目的を忘れ、利益だけを追求するような存在になったなら、いつでも手放して、一からやり直す覚悟がないとそれはただの執着と固執になります。
表面的には「看板」がまったく同じでも中身や在り方が変わっていたならそれはもはや別の存在になっているわけです。ただそれでもその看板を継続することに執着すれば、いつのまにか本当にやりたいことを見失うことになるのです。
これはいわば柔軟性ともいえます。状況や環境が変われば「形」にこだわらずに何時でも手放して、仕切り直す柔軟性が必要とも言えます。
こうやって言うだけなら簡単ですが、人間という物質的な存在であるうちはこれはとても大きな試練です。だから日々、心身を整えて万全に努めないといけないんだなと感じています。
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