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(世間では知られていないですが、人が自然発生的に発音すると「アオウエイ」の順序になり、それが12345となっているように言霊と数霊は表裏一体の存在)

まず江戸時代の国学者の山口志道が書いた水穂伝(火水、陰陽の理)にはマツは「向かい合って連なる」の意味と書いています。これはマツが長短の葉が向かい合って並んでいるので陰陽が連なるの意でエネルギー的に重要なことを示しています。というのもこの世は陰陽が合わさって螺旋で交じりエネルギーを生むからです。(長短の差が螺旋を産む)

さらにマツの響きから読むと間が集うという意味もあります。日本ではとても間を大切にして間が合う、間抜けなどの言葉もありますが、千手観音の三十三間堂があるように間をエネルギーが入る場所として捉えています。

ちなみに三十三とは数霊でムになりこれは「結ぶ」になり、間を結ぶという意味と32子音と空を足した33も両方の意味がかかっています。

つまりここからもマツがどれだけ重要な植物か分かると思います。

つぎに「松」の漢字を分解します。「木」「ハ」「ム」になります。

実は水穂伝に書かれていますが、草木は同じエネルギーを持っています。すべての根源のエネルギーである。木はキであり横にすると「艹」くさかんむりになります。そして草は数霊で19になり手、歌、音と同じであり、観音(不動明王と表裏一体)の手とも関係あり、草は陰陽を結ぶ母音と同じエネルギーということも読み取れます。(不動明王十九相観の十九は上記の数霊を示す)

そしてハは数霊で26で言霊では分かれている火水(陰陽)を意味します。ムは33で結ぶの意味。

つまり陰陽を結ぶ木であり、根源のエネルギーを示すのが「松」という事になります。

さらにハ26とム33を足すと59になりますが、これは薬師如来の「薬師」と「薬草」も59です。

ここにすごい重要な意味が隠されています。陰陽(ハ)を結ぶ(ム)薬草(薬師)は病気を敵で戦う存在ではなく、陰陽を結んでエネルギーに変えて病気を治していく力を持つという意味があります。つまり陰のエネルギーを陽のエネルギーと結んで別のエネルギーに変換するこの世の摂理に則った存在という事です。薬草(薬師)はもちろん、ハとムが入った松はそういう力をもったとてもすごい木という事になります。

ちなみにハとムは8と6になり、86とは龍とヒッタイトを示します。ヒッタイトはヨガやアーユルヴェーダを作り真言密教も作った存在で日本では奴奈川姫やスサノオ、高皇産霊神や神武天皇もそうです。

このヒッタイト族は製鉄技術も持っていたようにエネルギーワークに特化していた民族です。つまり松(薬草)とはエネルギーワークになくてはならない存在という事になります。