まずコップそのもの価値とはなんでしょうか?
これは誰も異論がないと思いますが、液体が入る空間の事だと思います。
なぜならそもそも液体を入れるスペースがメインの物でなければ、それはコップとは呼ばないからです。
しかし、その液体が入る空間を作っているものはなんでしょうか?
これも異論はないともいますが、やガラス木や鉄やプラスチックなどの材質だと思います。
しかし、これは両方が一体になり始めてコップになるわけで、片方だけで存在できるものではないものです。
コップをコップ足らしめているものは周りの材質(物質)であるが、価値(本質)は中の空間である。
これは実は人も同じで、名前があり己を形作っているものは肉体であるが、本質は魂であるが魂には名前はない。
実はそのものの存在価値は知覚できる物質ではなく、知覚できない本質にあるという事です。しかし、片方だけでは存在もできないというもの。これが陰陽の摂理であり、体と用(はたらき)の関係です。
さて、コップの例えに戻りますが、現代の私たちは「在り方」ではなく、「やり方」を試行錯誤する癖がついています。
この「やり方」をコップで例えると、材質を何にするか?というものです。用途やシーン、見込み客に応じて使う材質を変えることです。
利便性なのか、軽量化なのか、高級感なのか、使い捨てなのか、それによって材質をかえていくわけですが、これが「やり方」なのです。
そしてこの「やり方」というものに集中しすぎるとコップ本来の持っている価値と意味をわすれ、見た目はコップでも中身はコップじゃないものに変化してしまいます。
底が丸みがあっておけない、内容量がほぼ入らないもの、重すぎて持てないもの、穴が開いているもの。などなど上げればきりがないですが、あくまでコップという本質{在り方}からずれない「やり方」の工夫をしないと、そもそも何をやっていたのか「目的」を見失ってしまうものです。
この現象界の仕組みはコップをみれば分かってしまうわけです。
そして、そのコップすらも見る角度によって認識を変えてしまうわけです。
つまりこの世界はすべては人の認識が作っているということであり、ある意味、不可能はないということです。
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