言霊においては響きというものを一番大切にしてます。
だから「噛む(み)」行為がなぜ「神」と同じ響きなのかを考える必要があります。
カミだと火水で陰陽を表します。
カムだとカを結ぶになりますね。
ちなみにカタカムナでは「十」文字がカにあたり、数霊で6で愛と同じになります。
十字は━が火で|が水になり陰陽組む、結ぶことを表します。
つまり噛む(み)とは陰陽を結ぶという意味になります。陰陽を併せるとエネルギーが生まれます。
この場合、この現象界で陰は重たい物質もしくは重たい感情を表します。物質は皆さんご存じの物ですが、重たい感情は臓器で感じる怒り、悲しみ、嫉妬などの愛と感謝とは逆の性質のものです。感謝や愛は質量がないので魂で感じるものです。つまりこの重たい物に感謝や愛などの質量がない陽のエネルギーを併せるとエネルギーに変換されるわけです。
だから噛む行為は食物という物質に感謝を込めて陰陽を併せてエネルギーを得る行為なのです。生き物の悲しみや苦しみに感謝を併せる意味もあるでしょう。
まさに嚙み締めるとは陰陽を締めて形にすることで、古事記の「島」もこの締めて現象化する意味を表しています。
そしてエネルギー的に効果が高い行為は肉体的にも効果があるように設計されています。
噛むことで唾液がでて消化酵素や免疫機能が働くことや体温にも影響あることははっきりわかっています。肉体的にもエネルギー的にも噛むという行為はいい事しかないので、ぜひこれらを意識して食事をしてみましょう。