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一言でいってしまうと宇宙(空間)からエネルギーを取り入れて使えるかということになります。

もしこれができない人がヒーリングをやるとどうなるか?

自分のエネルギーを犠牲にして分け与えるのでめちゃくちゃ疲れます。

そして施術する側の調子が悪ければ、そのエネルギーも相手に分けられるので不調になります。

実際に適正のない人のヒーリングというものは危険で、施術する側のエネルギーをもろに受けるので受ける側もよく人を見極めないといけません。

しかし、人間は人柄や優しそうというだけでエネルギー的にもいい人と勘違いしますが、これは必ずしも一致しません。

実際に仏教の世界の明王はとても恐ろしい姿で描かれていますが、根本のエネルギーは慈愛であり、観音と表裏一体とされています。

エネルギーという世界には善悪も綺麗汚いもなく、ただ合う合わない(これも時と場合で変化)や波長の違い、低い高い(次元の高低は優劣ではない)があるだけで人間がもつ固定概念や常識を一度捨て去らないといけません。

そして実際のヒーリングでの注意点は相手を良くしてあげたいという強い思いを抜き、宇宙のエネルギーの中継になるという自然体が求められます。肉体も心も脱力という自然体が実は一番力を発揮します。強い我や執着ではなく脱力した上での意図がコツです。意図は糸でもあり、糸は細い繊維を紡ぐものです。言霊的には意識を統合するものがイトになります。ヒーリングの極意は脱力と意図により宇宙の力の中継になることです。